患者さんのヒーローでありたい|一本の映画から人生の指針を見つけ、消防士からボランチになった僕の履歴書

2020.8.20

2020年8月に入社したニューカマー尾崎さん。
消防士から薬局業界に転身した尾崎さんに人生観をお聞きしました。
一本の映画が人生を変えたエピソードです。
聞き手:株式会社FanReC 濵田

-僕の人生を決めた一つの映画

-ある映画が人生の指針になったとお聞きしました。

はい、映画好きがこうじて、日本映画学校(現:日本映画大学)に入学しました。
ドキュメンタリー番組をいつか撮りたいと思っていました。
ある時授業の一環で、番組の企画をあげよという課題が出ました。

ドキュメンタリーという観点で昔から好きだった武道、武術を選んだんです。
近所の剣術道場に取材にいってどういう風なものを作ろうかと考えていました。

そんな時に出会ったのが、黒澤明監督の「赤ひげ」という映画でした。
作品に出てくる「保本登」という人物に感銘を受けまして。

こんなヒーローになりたい!と私の人生の指針ができたんです。
映画という作品を作るという目標をも超える感動に出会い、自分の生き方を改めて考えまして。
ヒーローを作るではなく、ヒーローになりたいと思ったんですよね。
保本登と同じようなヒーローなりたいと。

-おもしろいエピソードですね。
尾崎さんにとって保本登とはどんな存在なんですか?

そもそも「保本登」は赤ひげのいる医療施設・小石川養成所で嫌々ながら見習いになってしまい、
その後様々な患者に出会い、医師として成長していくんですよね。
映画に出てくる赤ひげは完璧な超人であり、患者に対しては神様のような存在で。
患者さんに対し、酷いことをする者には己の力を持ってして、ぶちのめしてしまう。
実は、赤ひげは武術の達人でありまさにスーパーマンそのものなんです。
それに対して、保本登は長崎で最先端の医療を学んだエリート医師。
でも初めての手術で患者さんの苦しい表情や出血量をみて失神してしまったりと、
赤ひげと比べ医師として弱い不完全な存在からスタートします。
そんな彼が小石川養成所で赤ひげをみて、自分の弱さを思い知らされながら、不甲斐なさに打ちのめされながら、成長をしていくんです。
何度弱音を吐いても何度で立ち上がり、患者の為に何ができるのか考え、
赤ひげからだけでなく、患者自身から、良き医師とは何かを学び、経験し、成長していく過程が本当に大好きで。

私にとって保本登とは等身大のヒーローなんです。
赤ひげのような医師がたくさんいれば、患者さんは安心するのかもしれません。
でも、私は患者さんの為に涙を流し、自分の弱さを見つめ、その上で、前を向いて進もうとする保本登という医師もいてほしいと思っていて。
他人の為に涙を流すことや、自分の弱さを見つめ直すことは、簡単に出来るものではないと思います。
そういう人こそが成長できると思っています。

-「誰かのヒーローでありたい」

-「保本登」愛がすごいですね。(笑)
で、消防士になられたと。

はい、話が戻るのですが、剣術道場の館長が消防官の副署長をされており興味を持ったんです。
ヒーローという存在が身近にできたと言いましょうか。
そのため学校卒業後、すぐ消防学校に入所しました。
鈴鹿市消防署に入所して、約2年消防隊と救急隊を経験し、その後東京消防庁にて約6年間消防隊として経験をしました。

-消防士からなぜ薬局業界に転職をされたんですか?

それはやはり、私の中で会ったのは医療業界のヒーローである保本登だったので。(笑)
タイミングも良かったので、医療業界にいきたいと思うようになったんです。

-軸は全て保本登になれるかどうか?なんですね。(笑)

もちろんです!(断言)

<ヒーローの絶対条件>

・何度弱音を吐いても何度で立ち上がり、患者の為に何ができるのか考え続けること
・他人の為に涙を流すことや、自分の弱さを見つめ直し、日々精進すること
・多くの方から学び、「良き人間とは?」を考え続け自分の役割や使命をまっとうすること

-資格なし、業界未経験でもヒーローになれる。それがボランチ。

-まんまる薬局を知ったきっかけは?

転職サイトで知りました。
消防士から医療医務、看護助手になりたいと思っていろいろな企業に応募しましたが、資格も持っていませんし、実務経験もない。
また男性ということもあって30社ほどは全てお見送りになっていました…
そんな時に、新着求人だったと思うのですが、まんまる薬局のボランチの求人を見つけました。
「在宅をメインでやっている会社で、薬剤師と一緒に患者さん宅にお伺いする」と。
もちろん、ボランチという職種も初めて知りましたし他の会社にはない求人で興味を持ったんです。

でもすぐ返信はなかったんですよね。(笑)
またお見送りか…と思っていた頃に返信がありまして!
すぐにオンライン面接を松岡さんとさせていただきました。

-なるほど!
面接ではどんな印象を持ちましたか?

えーっと(笑)
実は、私が「赤ひげ」の保本登についてずーっと話したんですよね。
そのことしか記憶になくて。(笑)
とにかく「私は保本登になりたいんです」と熱く語り尽くしました。
すると、松岡さんから「おもしろいから一度会いにきてください」と言ってくださって、最終面接を本社に受けに行きました。
最終面接でも「面白いね!芯がしっかりしていて、伸び代があると思うので是非一緒に働こう!」と言ってくださって。

-そうなんですね。(笑)
他社ももちろん受けていらっしゃったんですよね?

はい、他社の選考も受けていました。
そして、どんな企業を受けているのかなど詳細にお伝えしました。
すると、松岡さんから「尾崎さんの目指すことができるかもしれないので、他社の結果が出るまで待ちますよ」と言ってくださって。
「まんまる薬局としてはぜひ一緒に働きたいと思っていますが、尾崎さんの人生を考えて選んでください。」とも。

-松岡さんらしい!

そうですよね…。
感動しましたね。
そう言ってくださったので、他社も最後までちゃんと受けて、しっかりと考えてまんまる薬局への入社を決めました。

-不安なこととかってありませんでしたか?

そうですね。
多少ありました。
コロナの影響で、ブラック企業的なニュースが結構ピックアップされていた時期だったので、大丈夫かな…とは思いました。
でも、入社を決めるまでの期間もそうですし、入社するまでの期間でも真っ直ぐな企業であることがひしひしと伝わってきました。
何より、私自身のことを深く理解して、それでも一緒に働きたいと思っていただけたので決めました。

<ボランチの魅力>

・「誰かのために」という強い想いを持っていることを実現できる職種。
・真っ直ぐな姿勢が患者さんにストレートに伝わる職種。

-人としての成長が強く愛されるヒーローの絶対条件

-今後はどんなキャリアを考えていらっしゃるんでしょうか?

そうですね、保本登になるためには大きく成長しないといけないと思っています。
医療、薬剤の専門知識を圧倒的に高めてオールマイティに活躍できる存在になりたいと思っていますし、
人として「愛される人」になれるよう人間的な成長をもしていく必要があると思っています。

患者さんに対して最大限のサポートができるよう、薬剤師と連携をしながら高いレベルを目指したいと思っています。
患者さんや広く地域の方々から「まんまる薬局のボランチ尾崎」という存在を知っていただき、
些細なことでも相談をしていただけるようになるのが目標です。

そして、将来的に入社してくる新たなボランチの仲間の良き理解者であり指導者になれるようにしたいと思っています。

-現在はもう現場に出られているんですかね?

はい!
先輩と一緒に教えていただきつつ現場に出ています。

-入社後のギャップはありますか?

一言で言うと皆さん本当に優しいです。。。
消防の世界は命令系統が明確に分かれていて、バリバリの体育会系。
同じ失敗を3回すると、怒られる世界でしたので。(笑)

あと、感じていることとしては患者さんとの触れ合う時間がとても楽しいですね。
ただまだまだ患者さんとのコミュニケーションの部分で課題があると自覚しているので、そこは早急に改善していきたいと感じています。
患者さんを第一に考えて、患者さんの視点に立って求められる役割を果たす。
そんな自分に早くって貢献できるようになっていきたいと考えています。

-なるほど。

また患者さんから御礼を言われて、「これ食べていきな」とか「ありがとうね」と言ってくださることの喜びを日々日々感じています。
消防の時にはあまり感じたことがなかったのですが、地域の方々から愛され、信用され、頼られる存在であるまんまる薬局の一員として、
もっと自分のできることを最大限やっていきたいと思っています。

保本登がそうであったように、常に自分自身の誤りや自分の弱さを受け入れて改善していく姿勢と
自分だけではなく周りの協力を仰いで一緒になって成長していく姿勢を大切にしていきたいと思っています。

<今後目指したいボランチとしての私>

・医療、薬剤の専門知識を圧倒的に高めてオールマイティに活躍できる存在になりたい。
・人として「愛される人」になれるよう存在になりたい。
・些細なことでも相談をしていただけるようになりたい。
・患者さんを第一に考えて、患者さんの視点に立って求められる存在になりたい。
・常に自分自身の誤りや自分の弱さを受け入れて改善していく姿勢を持ちづけたい。

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