「患者様と近い距離で仕事がしたい」目指すは薬剤師と管理栄養士のチーム医療|戸叶さん

2021.2.26

管理栄養士の戸叶さん。
「患者様と近い距離で仕事がしたい」との思いで、様々な経験を積み、まんまる薬局に入社されました。
まんまる薬局で取り組む新たな事例にも触れつつ、まんまる薬局で栄養士が活躍できる秘訣に迫ります。
聞き手:株式会社FanReC 濱田(@hamadaysk

患者様との距離が近い環境で働きたい

-管理栄養士を目指されたきっかけはどのようなものだったんですか?

親族が糖尿病を患っており、連れ添いという形で病院に行ったことがありました。
食事指導やアドバイス・サポートを聞きに行ったことがきっかけで管理栄養士の存在を知りました。
かっこいいなと思ったことがきっかけで管理栄養士を目指そうと思いました。

-まんまる薬局に入社されるまでのご経歴について教えてください!

大学卒業後、給食委託会社に入社しました。
メディカル分野に配属され、主に老人ホームや病院向けの給食の献立を考えたり、作ったりしていました。

利用者の方と関わる機会がなく、患者様や利用者様との近い距離で仕事をしたいとの思いがあり、透析クリニックに転職しました。
これまでよりも栄養士として関われる幅が広がって、もっと多くの患者様と関わりを持ちたいと思い、前職の総合病院に転職をしました。

ドクターと連携をしながら仕事を進める中で「チーム医療」の大切さについて学びました。
その後、まんまる薬局に転職をしたという経緯になります。

-今回の転職理由はどのようなものだったんですか?

病院では患者様が身構えていらっしゃったり、
どうしても医療者と患者様というような立場で関わるため、もっと心の距離が近い立場で仕事をしたいなと思っていました。
そんな中、転職サイトを見ていてまんまる薬局を見つけました。
薬局で管理栄養士を募集していることを知り、珍しくて目が止まったんですよね。(笑)
調べていくと、在宅に特化している薬局ということでさらに興味を持ちました。

薬局で栄養士が活躍できる機会を作っていきたい

-まんまるへの入社理由

透析クリニックや病院で勤務していた時は、院内で栄養指導を行っても患者様が話すこと以外の情報がほとんどないため、
自宅での実際の食事の様子が見えにくかったんです。

また、病院勤務をしていると、患者様が言ったことが全てで、
血糖値が高くて「お菓子食べましたか?」とお聞きして「食べてない」と言われればそれを前提にしたサポートをしなくてはなりませんでした。

そのため、患者様の問題点を正確に把握したり、食事の改善案を出す時も、最適なアドバイスができていないと感じることも多かったんです。

その点、まんまる薬局では、患者様の自宅へ訪問するため、自宅の様子や実際に食べているものも確認できます。
患者様との距離も近く、一人一人の患者様に寄り添った栄養相談ができるなと思ったことが大きな理由です。

また、面接でまんまる薬局に伺った際、松岡さんの熱意あるお話をお聞きできたこと、
働いている方々もイキイキされている印象を持ったため「ここで働いてみたい」と思ったことが入社の決め手です。

-栄養士として「患者様との距離」が一番重要なポイントとしてキャリアアップしてこられたんですね。
入社後のギャップはありませんか?

病院やクリニックにいた時は、20〜30分かけて栄養指導を行っていたが、訪問薬剤ではそこまで食事の話に時間を割けません。

ボランチ業務も兼任しているので、短時間で食事の聞き取りとアドバイスをしていかなければならないことは最初難しいと感じました。

現在では同行する薬剤師さんとも食事に関する話をしていくうちに、薬剤師さんの方から患者様へ食に関する話を振ってもらう機会が増えました。
それにより、栄養士が食事の話をスムーズに行えるようにもなりました。

栄養士として活躍できる機会をどう作っていくか?ということを常に考えて、
患者様にとって最適なサービスを提供するために薬剤師のメンバーと栄養士が連携をできるよう強化していきたいです。


また、まんまる薬局では決められたことだけをこなすとの姿勢ではなく、自ら考えて行動する姿勢が大切です。

最初は圧倒されていましたが(笑)、その分働いていても自分の存在意義を感じられたり、成長実感を感じられたりするため、働いていて非常に楽しいです!

チーム医療「まんまるNST」を発足!患者様に提供したいこと

-まんまるの存在意義とはどのようなものでしょうか?

まんまる薬局は心を届けるということも大切にしています。
患者様が希望すればお昼を一緒に食べたりしますし、時にはインターネットの接続のお手伝いをしたり。(笑)
スタッフ一人一人が服薬のサポートはもちろんですが、患者様のために何ができるかを考え、寄り添う気持ちが大きいです。
訪問を楽しみにしてくれている患者様も多く、精神的な面でも元気に過ごすお手伝いができているのではないかなと感じています。

-今後実現したいことを教えてください!

在宅患者様は低栄養の方が多いので、低栄養の予防、改善に力を入れて、1日でも長く元気に自宅で過ごすサポートをしていきたいと思っています。
また、今後は訪問している患者様だけでなく、外来の方や普段薬局を利用しない方でも、
気軽に薬局へ立ち寄って、気軽に栄養相談ができるような、地域の方々の身近な栄養士になりたいと思っています。


薬局=薬をもらいにいく場所というイメージから、薬以外の栄養に関することを気軽に相談できる場所というイメージに変えていきたいですね。

また最近では、「まんまるNST」というプロジェクトを立ち上げました。

NSTとは…
栄養サポートチームとは、職種の壁を越え、栄養サポートを実施する多職種の集団である。
栄養サポートとは、基本的医療のひとつである栄養管理を、症例個々や各疾患治療に応じて適切に実施することである。
NSTは1960年代の中心静脈栄養の開発普及とともに誕生し、欧米を中心に世界各地に広がった。
*原典:Wiki

チーム医療をやってみようということで立ち上がったプロジェクトで、
低栄養の患者様をピックアップ(=スクリーニング)して、現状把握(=アセスメント)を行います。
改善点・改善案を栄養士が考えて、患者様にご提案して、実行していただくサポートをします。
一定期間が経過したタイミングで評価(=フィードバック)をしてもらい、次のプランを再度ご提案するような取り組みです。

このような新たな取り組みをどんどん行なっていき、
患者様にとって最適なサービスを提供するために薬剤師のメンバーと栄養士が連携をできるよう強化していきたいです。

<まとめ>
・親族の付き添いで行った病院で管理栄養士の存在を知った。
・「患者様と距離の近い環境で働きたい」というのが一番重要にしているキャリアの軸。
・在宅だからこそ、患者様の一人一人の患者様に寄り添った栄養相談ができる。
・栄養士として活躍できる機会をどう作っていくか?を常に考え、薬剤師のメンバーと栄養士が連携をできるよう強化していきたい。
・外来の方や普段薬局を利用しない方でも、気軽に薬局へ立ち寄って、気軽に栄養相談ができるようなことをしていきたい。
・チーム医療を進める『まんまるNST』を発足しました!

株式会社hitotofrom まんまる薬局では薬剤師、ボランチなど幅広くメンバーの募集をしております!
会社見学もウェルカムですので、興味をお持ちいただいた方は”TwitterのDM”よりご連絡をいただければと思います☆