「自分が目指したい薬剤師像を考えるきっかけになったインターンシップ」|インターンシップ生 齊藤さん
2020.10.5

まんまる薬局のインターンシップに迫ります!vol2!
インターン生にインタビューをさせていただきました。
現在4回生である齊藤さん。
自分の視野を広げたいとの思いでインターンシップにご参加され、
「自分が目指す薬剤師像が具体的なイメージとして持てた」「薬剤師としての価値観が変わった」とのご感想をいただきました。
-患者さんを第一に考えた仕組みに感動
-まんまる薬局を知ったきっかけはどんなものだったんですか?
学内の学生団体に所属していまして、イベントを開催した時にアドバイザーとしてご参加いただいたのが松岡さんでした。
お話しさせていただいてから、すぐにインターンシップのお誘いをいただいたことがきっかけです。
介護老人保健施設への訪問で在宅医療を謳っているほかの薬局とは違い、ほぼ100%個人宅に訪問していることが魅力に感じました。
私は4回生なので就活は少し先になるのですが、
学校の勉強以外で新たな学びを得たいということと、視野を広げたいと思っていましたので参加をさせていただくことにしました。

-インターンシップに参加されていかがでしたか?
常識に囚われない薬局だなという印象を持ちました。
在宅に100%特化しておられ、しかも個人宅がメインで。
最初は想像がつかなったのですが、参加してみて大変クリアになりました。
また、別の薬局のインターンには数社参加させていただいたことがあったのですが、
業務の効率化を含めてITの導入を積極的に推進されていることから、
効率的であり、余った時間を患者さんとのコミュニケーションに生かすことをされていたことに驚きを感じました。
まだまだこの業界は処方箋を紙ベースで対応されている薬局が多い中、iPadやアプリで対応されていて先進的な印象を持ちました。
IT導入を進めることで、処方箋、薬歴のチェック、処方換算など、薬剤師が担当する業務が一元的に管理ができて、ミスも少なくなります。
患者さんとのコミュニケーションを第一に考えて、業務の設計や環境を整備されていて大変勉強になりました。
また、多くの方がお話しされていると思いますが、「ボランチ制度」も画期的だなと思いました。
薬剤師が担うべき本来の業務に集中ができ、最適化されているなと思いました!

-理想の薬剤師像を考えるきっかけになった
-インターンシップ中に印象に残られていることはありますか?
患者さん宅に実際に訪問させていただいたのですが、
同行をいただいた薬剤師の方に「日々どのようなモチベーションでお仕事をされているんですか?」とお聞きしたんです。
「在宅の価値は患者さんを時間軸で見ることができ、
自分らしく最期を迎えられるようにサポートができること、それを担っているのが私たち薬剤師の仕事」
「患者さんの生活の一部になることが、まんまる薬局の目指す世界観」
とお話しされていて、私もそんな薬剤師になりたいなと強く思いました。
-なるほど。
インターンシップに参加する前は、外来でどれだけ処方箋の数をこなしたか?とか、
年収などの条件面で会社選びをするものだと思っていたのですが、
参加させていただいた後には自分の中で価値観の変化があったと実感しています。
私が目指したい薬剤師像は「患者さんの生活の質をあげること」であり、「患者さんに頼られる存在でありたい」ということです。
そんな薬剤師を目指したいと自分の理想を思い描くことになったきっかけを作っていただいたと感じています。
-まんまる薬局っぽさを感じたことはありますか?
そうですね、薬剤師と栄養士、ボランチなど職種は違えど、お互いの強みが生きる環境ができ上がっているなと感じました。
マニュアル通りに動くのではなく、薬剤師、栄養士、ボランチが、
患者さんのために考え、尽力する姿は生き生きしていて、個人のやりがいにつながっていると思いました。

・100%個人宅に特化した薬局!
・患者さんとのコミュニケーションを第一に考えたIT導入などを積極的に行っている!
・目指したい薬剤師像を考えられるきっかけとなるインターンシップ!
まんまる薬局のインターンシップQAまとめ!
Q:1日にどのくらい患者さんに訪問されるのですか?
A:薬剤師、ボランチ1組で約10~16名ほどの患者さん宅に訪問しています。
3~4組で回るため、薬局全体では約50件でしょうか。
Q:在宅って24時間対応と聞きますが、、、実際はどうですか?
A:基本は24時間対応で、電話当番が緊急・臨時に対応しています。
担当の患者さんでなくても薬歴はアプリでみられるため、対応が可能な仕組みになっています。
深夜の対応はあまりありません。
Q:栄養剤も多い印象を持ちましたが、一番多いのはどんな処方ですか?
A:栄養剤も多いですが、医療用麻薬が一番多いです。
在庫があるため、薬局からの訪問依頼も多いです。
Q:在宅訪問の範囲はどれくらいですか?
A:薬局があるのは板橋区ですが、範囲は練馬区、新宿区、豊島区、足立区など非常に広いです!
Q:新規の患者さんはどこからの依頼なんでしょうか?最初は外来からが多いんですか?
A:外来からもあるが数としては少ないです。
主に、診療所や、ケアマネさん、訪問看護師さんからの依頼がメインです。
重度な患者さんへの相談などもいただくことが増えてきており、それだけ信頼を寄せていただいていると感じています…!
Q:どのようなモチベーションで在宅訪問を行っていますか?
A:「患者さんの笑顔とありがとうのために」です。
明るく接することを心掛けています。
Q:調剤はいつやるのですか?
A:日単位で在宅と、調剤を交代するイメージです。
新規患者と在宅臨時を2人1組で3~4組で回る感じです。
調剤は3~4人でやります。
Q:どうして在宅訪問をやろうと思ったのですか?
A:薬剤師の北原さん
MRも考えましたが、転勤が多くお金を稼ぐためだけでやりがいを感じないイメージでした。
外来中心の薬局は、割と暇でした。
在宅は患者さんを時間軸で見て、自分らしく最後を迎えることができるようにサポートできることがやりがいだと思っています。
担当をしていたがん終末期の患者さんが亡くなったあと、調剤済みの薬を回収しに行った際、
奥さんとその患者さんが若かったころの話をしていただきました。
お線香もあげることができて、その時のエピソードが印象強く残っています。
在宅を頑張れる活力になっていると思っています。
Q:在宅訪問をやるうえで気を付けていることはなんですか?
A:医師、ケアマネ、ヘルパー、看護師と連携することです。
薬局は最後に介入することが多いため、特に看護師さんとコンタクトを取ってやることが多いです。
看護師さんの仕事軽減にもつながりますし、看護師さんから薬の相談も受けることも多い。
そして何より、患者さんの生活の一部であることを忘れないことが一番重要です。
Q:薬剤師として、在宅のメリットは何ですか?
A:成長スピードが早いと思います。
4月入社した薬剤師のメンバーは9月から独り立ちします。
Q:栄養相談は誰から来ますか?どう対応しますか?
A:在宅訪問時や看護師さん経由での依頼があります。
食事の内容、嚥下、1日のカロリーなどは栄養士さんにアテンドをお願いします。
ニーズが増えてきていることから、今後は栄養指導、レシピ、形状、減塩食、などで栄養士の活躍機会がより増えると思っています。
Q:まんまる薬局いいぞ!来てるぞ!と感じる時を教えてください。
A:ケアマネさんから退院時カンファレンスの依頼が来たときですね。診療所の信頼が上がっていると感じます。

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